2020.9.5コロナによる分断から音楽による連帯へ

2020/09/05(土)小金井宮地楽器ホール 大ホール
<第1ステージ>11:30開演
★バロックの名曲
ヴァイオリン:中島ゆみ子、チェロ:松本ゆり子&フルート:吉岡次郎、オーボエ:中山亜津沙
★「交響曲第9番」より第3楽章&第4楽章(リスト編)
指揮:右近大次郎/ピアノ:松本康子/電子ピアノ:越前佳織、早川枝里子
独唱:見角悠代、立川かずさ、松原陸、大井哲也
合唱:ベートーヴェン250年記念シリーズ合唱団(合唱指導:大井哲也)

<第2ステージ>15:00開演
★郡愛子 慈しみのステージ(ピアノ:松本康子)
★民話オペラ「石になった男」新版
作曲・指揮:須賀力哉/独唱:渡部智也、土井尻明子
ピアノ:松本康子/フルート:吉岡次郎/オーボエ:中山亜津沙
ヴァイオリン:中島ゆみ子/チェロ:松本ゆり子
合唱:荒川敦子、石田純香、須田裕子、曽我石美佳子、増田奈保子、山崎和美

<第3ステージ> 18:45開演
★未来派コンサート
ピアノ:大村萌樹/フルート:川崎萌菜/オーボエ:森松炎山/ファゴット:森松風仁/テノール:佐保佑弥/ヴァイオリン:望月ゆり子/ピアノ:小林牧子
★日本の合唱曲を歌う 指揮:郡司博/ピアノ:小林牧子/日歌合唱団

<観客アンケートから>
●今のコロナの煮つまった社会の状況の中で聴いた第九は、メリハリのある演奏で様々な事が想われて、涙が出て感動ものでした。先生方の気持ちが込められた歌でした。
●第九の演奏(ピアノ、電子ピアノ)初めてでした。確かに厚みには書けましたがメロディ的には又違った響きで良かったと思います。そして合唱+ソロ、あの少人数での合唱よく練習されている重圧さと音色の響き、二重唄の所も美声でした。まさにコロナ禍の今演奏されるにふさわしい曲でした。至福の時でした。聴きたい:メンデルスゾーン「イタリア」(希望をあたえてくれるようで)
●器楽も第九も素晴らしかった。チェロもすごかった。少ない観客の為か?音がものすごくきれい澄んでいた。合唱もソリストもピアノも名演奏でした。
●第九の第一声を聴いて感激して涙が出てしまいました。
●久しぶりの生演奏、合唱素晴らしかったです。聴きたい:カルミナ・ブラーナ
●このような時期に演奏会を開催して頂きありがとうございました。コロナ以降、初めて生の演奏を聴けてとても嬉しいです。聴きたい:羊は安らかに草を食み「この世にまことの安らぎはなく」等のヴィヴァルディの声楽曲
●オケを3つのキーボードに分けるのは難しいですね。ソロ素晴らしかったです。テンポや間の取り方はどうも違うような気がしました。
●昨年の第九からお世話になり、日歌また再び第九を歌える機会を私に与えてくださりありがとうございました。コロナの事がなければ、6月、9月と定期的に本番を迎えるはずだったのに、まさかの第九中止。今日9/5に向けてこの半年は激動の半年でした。「歌ってていいのかな」とへこんだ事もありました。でも郡司先生や事務局の皆さんに声を掛けて頂き歌う勇気を頂きました。やっぱり歌うっていいな。何もしないでストレスをためるより、試行錯誤で合唱マスクを作ったり、シンガーシールドを頂いて安心して練習に臨める様になりました。「私はこんな素敵な合唱団で歌わせてもらってるのよ!」と自信を持って言えます。歌えてよかったです。第九は指揮者によってイメージが変わることに驚きでした。
●バロックの名曲は心地の良さに眠くなりました。第九については第3楽章ー予想通り、ピアノと電子ピアノだと音が減衰するので残念。いっそシンセサイザーを導入したらどうでしょう。合唱は予想通り良かったです。小~中人数のコーラスでも、その分一人ひとりの団員の練度が高いと、むしろ曲の面白みが如実にわかって楽しめます。今後も続くコロナ禍の下、以前のような大人数の合唱が難しいのだ。小~中人数で一人ひとりがしっかり歌える、さらに精度を上げる方向での合唱のあり方を示した第九のような気もいたします。第2部の郡愛子慈しみのステージ良かったです。郡さんの歌唱の味わいがわかる年齢に私もなったのかな。「石になった男」も良かったです。自分達もお客様も音楽を楽しもうという姿勢がいいですね。「音楽ってなんだ?」とまた考えております。聴きたい:シェーンベルク「グレの歌」、ブラームス「アルトラプソディ」
●オーボエ、ファゴットなど日頃聴く機会がないのでよい経験になりました。合唱団表情が硬い人がいますね。日本語なのだから楽しんで、もっと柔らかい表情だといいのに。コロナ禍の中、演奏会を「Go to!」したのは素晴らしいです。音楽は不要不急ではない。
●全て聴かせて頂きました。熟年の方の深みのある演奏、若い方のフレッシュな音楽、どれも素晴らしかったです。第3部の郡司先生率いる合唱は本当に素晴らしく感動しました。久しぶりの演奏会”生”の演奏はやっぱり良いですね!感染予防対策ご苦労様でした。
●コンサート3つとも聴かせて頂きましたが、すべて瑞々しく新鮮で、お一人おひとりのバランスが素晴らしく、今までに聴いた日本の歌の中で1番心に染みました。レベルが前より更に上がっていらして、本当に本当に美しかったです!先生方始め、皆さま、本当にお疲れ様でした。
●ホールでの生のコーラス久しぶりに聴きました。やはり素敵ですね。
●素晴らしい演奏会でした。管の方々もリズム感も素晴らしく、オーボエの方も良い音色でした。ヴァイオリンはやはり素晴らしかった。合唱は涙が出ました。
●コロナ禍でも参加できるよう事務局の皆さんいろいろ工夫ありがとうございます。やはり演奏できることが合唱、演奏者にとって幸せだと思いました。
●素晴らしかった!声もよく聴こえました。きれいでした。郡司先生の挑戦にエールを送ります。
●大村萌樹さんのピアノに圧倒されて、またこういった機会に鑑賞したいと思います。とてもよい機会を与えてくださってありがとうございます。音楽って素晴らしいですね。合唱素晴らしかったです。感動しました!聴きたい:高木正勝「きときと」
●合唱が素晴らしかったです。練習も以前のようには出来ず大変な中だと思いますが、感動いたしました。
●ご準備お疲れ様でした。コロナ禍は音楽の質を上げたと実感しましたよ!素晴らしい事です!
●素晴らしかった!久しぶりの生の合唱に感動しました。さすが郡司先生の合唱団という響き、久しぶりの郡司先生の指揮と歌声は本当によかった!「シャボン玉」歌の芯にある悲しみというのが伝わってきて、涙が止まりませんでした。先生の指揮の最後も、シャボン玉がそっと飛んで行ってしまったそのものでしたね。”叙情歌曲集”も本当に上手くて!それに小林先生のピアノのお上手なこと。(チャイコフスキーのコンチェルト、さすが小林先生)「行こうふたたび」がはじまった時には号泣です。いろいろな思いでがこみ上げてきて、先生の指揮とともに私も泣きながら声を出さずに歌いました。アンコールが「大地讃頌」というのも泣かされました。出かけてよかったです!