4.2東京芸術大学大学院生及び大学院卒業生による傑作オペラオペラ中西座 モーツァルト 「後宮からの誘拐」

2022/04/02(土)小金井宮地楽器ホール大ホール(武蔵小金井南口駅前)

★上田真樹作曲・きむらゆういち詩
「あらしのよるに」
指揮:郡司博/演奏:中西座アンサンブル
合唱:日歌合唱団(女声合唱)、オーケストラとうたう杜の歌・こども合唱団
にしみたか学園三鷹市立井口小学校合唱団

★東京芸術大学大学院生及び大学院卒業生による傑作オペラ
オペラ中西座 モーツァルト「後宮からの誘拐」
指揮:中西亮/台本・演出:渡部智也/セリム(語り)原田光
ベルモンテ:西山詩苑/ペドリッロ:大平倍大
コンスタンツェ:足立歌音/ブロンデ:小川美羽
オスミン:牧山亮
演奏:中西座アンサンブル
合唱:立川カンマーオペラコーラス

<観客アンケートから>
●オケも歌もとてもレベルが高くて素晴らしいコンサートでした!皆さまお疲れ様でした。またこの様な芸大オペラを観たいです。
●あらしのよるに:すごく声が綺麗に出ていた。オペラ:このオペラ初めて見たけど内容が良く分かった!魔笛に似てる。
●あらしのよるに:言葉が本当にきれいに立ちあがり、いつしか音楽と絡み合い響き合い、とても素敵でした。オペラ:聴きごたえがありました!!
●あらしのよるに:オーケストラで歌えてうれしかったです。(児童合唱出演者)
●あらしのよるに:素晴らしかったです。オペラ:ミニオケも素晴らしかったですが、舞台配分がもう少しオペラの方を多くしたら見やすかったと思います。オケ45%、舞台55%(内ピアノ20%)もう少し広々見たかったです!でもブラボー!!
●あらしのよるに:子ども達、暗譜ですごいですね。学校の音楽の時間ではオケとの共演は経験できないと思います。この経験がきっとずっと残っていきプラスになっていくことでしょう。郡司先生の指揮も子どもたちにわかりやすい振りでかたくるしくなく良かった。オペラ:舞台の半分がオケ、半分ソロという構成は両方を楽しめるので良い試みだと思う。歌詞が出るのはありがたい。あるとないとでは大違い。ソリスト皆良かったけど、オスミンの熱演が光った。このプログラムで2500円は安い(^o^)
●あらしのよるに:本当に素敵で涙が出てきました。オペラ:これからの日本のオペラを担っていくだろう若者たちを頼もしく拝見しました。
●あらしのよるに:練習・本番とも、演奏・指導される方々には制約が多かった中でも、マスク越しでも歌と音の力・思いが感じ取れ、ついウルっと来てしまった。後宮からの誘拐:足立さん(コンスタンツェ)からご案内をいただいて奈良から(!)来場し、やはり足立さんの歌で場内の雰囲気が一変するのを客席からも感じ取れ、さすがだと思った。ほかにキャストとして印象的なのは、コミカルにオスミンを演じた牧山さん。一方、さまざまな制約がある中ではあっても、背景なり装置なり、舞台としてこれでよかったかどうかは、引っかかる点が正直ある。(厳しく書けば「貧弱」な印象が否めず…)他のオペラ団体(例:小田原オペラの2022年1月公演「こうもり」)のように、プロジェクトマッピングを用いて背景を示すなど、工夫の余地があるかも。