ホーム


What's new!

音楽ボランティア

ベネフィット

活動記録


≪ベネフィットコンサート≫

〜地雷で傷ついたアフガニスタンの子供たちに車椅子を贈るベネフィット・コンサート〜
第10回 2012.2.12(日) 新宿文化センター  郡司 博指揮/ヘンデル:メサイア

車椅子を贈るベネフィットコンサートレポート

ベネフィット・コンサート募金へのご協力をお願いします。
そして、2/12には是非会場にも足をお運びください。

〜原発、津波、アフガンを同じ目線で、支援活動を続けよう〜

  3.11の東日本大震災直後、年末に10回目を迎える「地雷で傷ついたアフガニスタンの子供たちに車椅子を贈るベネフィットコンサート」の開催は厳しいのではと思っていた。その時、海外の音楽家や友人たちからの安否を気づかいや励ましの手紙に交じって、アフガニスタンからも日本を心配し、我々を励ますメールが届いていた。
 この10年間、約1000万円の寄附を集め、車椅子総計331台の購入基金を贈るばかりでなく、現地では他の支援団体では実行していない車椅子のアフターサービスを実施するなど、ささやかな支援を続けてきた。毎年、年末には、車椅子を貰った人たちの写真や、無料修理を受けた人たちの感謝のメッセージに各月出納記録が報告されている。

 昨年12月、NHKのドキュメンタリー番組で旧ソ連の「アフガンからの帰還兵の証言」が放映された。これはまさに我々が車椅子を贈り続けてきたアフガンの人たちを傷つけ、殺戮した加害者側からの証言であった。ソ連邦という国家の威信と名誉と大義のためアフガン戦争に参加した者たちの、その後の人生である。そこに多くの若い兵士たちは将来を約束され、報償と保証が与えられる筈だった。しかし、彼らを迎えたのは、多くの仲間の死と、傷ついた身体と心を癒す場所も与えられることがない祖国の崩壊であった。
 日清、日露の勝利の裏には、父親の膝を知らずに育たなければならなかった子供たち、そして、国からの名誉の裏返しに夫の死を受け入れなければならなかった戦争未亡人たちがいた。第2次世界大戦では、さらに未曽有の悲劇に広がってしまった。最前線で生き抜いた人々は、固く口を閉ざしていたが、やっとその苦い体験を言葉にして、後世に伝えようと思う人たちがでてきている。
 平和と繁栄をもたらす筈の原子力発電だったが、チェルノブイリと同じ放射線災害を周辺に広げ、故郷に戻れない数万の人がいる。また、山積する問題の解決への道筋は何ら明確でない。これからの被害の全貌と拡大規模はまだわからない。津波の被災地では、安全な住居を求める高台の地価は高騰を続けているという。 国家の利益と繁栄と大義、市場原理に基づく利益追求偏重のありかたを、今こそ考え直さなければならない。

 「不安と不信感は社会を変える力になる。疑い、考え、参加することなしに社会は機能しない」
    (社会科学者ウォルフ・レベニーズ氏)

 今だからこそ、NGO(非政府)、NPO(非営利)の活動と存在が注目されている。これらの災害や災難を繰り返さないためにも、これらの事実を忘れないことが重要でなかろうか。
 おんがくの共同作業場は「認定NPO」の責務として、原発、津波、アフガンを同じ目線で見て、今後も支援活動を続けなければと思う。


2009年以後、現地での受領ドル額を示している

 このベネフィットコンサートは今回の指揮者であるH.J.ロッチュ氏の提唱で2002年に始められました。そしてそのコンサートで集められた募金、チケット代金をもとに、多くのNPO、NGOの協力で、タイで造られた車椅子は海路、陸路を経てカブールまで届けられ、車椅子の到着を待っていた子どもたちに配られました。
 2005年からはカブール在住のザビー・アマディヤールさんがパキスタン製の車椅子を現地で購入し、すでに贈った車椅子の使用状態を巡回フォローし、補修を行っています。
 この<地雷で傷ついたアフガニスタンの子供たちに車椅子を贈るベネフィットコンサート>は今年で10回目を迎え、国際協力と平和の推進を図るNPO法人「おんがくの共同作業場」の年末恒例の事業になりました。
 2006年12月、第5回目の演奏会でのアクバル・アマディヤールさんの挨拶はとても心に響きました。  「車椅子を贈られたこどもは学校で勉強ができるようになりました。車椅子を押してくれる友達もできました。笑顔を取り戻した子どもの家族にも笑顔が戻ってきました。」
 ひとりでも多く、車椅子を待っているこどもに、笑顔を贈りたいと思います。

毎年行われている、平和を愛する親切な日本人によるベネフィットコンサートを通しての人道支援に、直接または間接に恩恵を受けているアフガン人を代表して心からお礼を申しあげます。
多くの困難のあるなか、このプロジェクトに協力して頂ける関係者に感謝し、今年のコンサートでも支援を待っているアフガン人のために、皆様のご寄付をお願いいたします。
  〜アフガニスタン・カブール在住
        ザビー・アマデヤールさんからの2007.9.2付けメール(英文)より〜


車椅子を贈るベネフィットコンサートレポート

 アフガニスタン風景 

現地トレーニング出荷式車椅子の贈リ先
⇒ 子供達の写真 ⇒ 感謝状
プロジェクトの軌跡(日・タイ・アフガンNGOの国際協力)
Afhanistan Wheelchairs Project 2004 Summary Report(英語PDFファイル)
Afghan Wheelchair Project 2005〜(英語PDFファイル34頁)
補修・保守作業報告書2006〜(pdfファイル)
Wheelchair Project for Afghanistan 2011(英語PDFファイル22頁)


・−・−・−・−・−・−・−・

≪第10回ベネフィットコンサート≫
2012.2.12(日) 新宿文化センター大ホール
郡司 博/ヘンデル:メサイア

≪第9回ベネフィットコンサート≫

2010.12.19(日) 新宿文化センター大ホール
郡司 博/ヘンデル:メサイア
直接カブールに送金 ⇒車椅子製造・修理・補修

≪第8回ベネフィットコンサート≫
2010.1.16(土) 杉並公会堂
615,069円
郡司 博/ヘンデル:メサイア
直接カブールに送金 ⇒修理・補修

≪第7回ベネフィットコンサート≫
2008.12.14(日) アミューたちかわ
808,089円
郡司 博/ヘンデル:メサイア
(財)日本国際親善厚生財団に送金 ⇒修理・補修


≪第6回ベネフィットコンサート≫
2007.12.11(火) 杉並公会堂
505,217円
H.J.ロッチュ/バッハ:ヨハネ受難曲
(財)日本国際親善厚生財団に送金 ⇒修理・補修

≪第5回ベネフィットコンサート≫
2006.12.4(月) 東京芸術劇場
548,060円
指揮:郡司博/ヘンデル:メサイア
(財)日本国際親善厚生財団に送金 ⇒パキスタン製70台を寄贈

≪第4回ベネフィットコンサート≫
2005.12.19(月) 東京芸術劇場
1,376,302円
指揮: 郡司博 /ヘンデル:メサイア
(財)日本国際親善厚生財団 に送金 ⇒修理・補修整備

≪第3回ベネフィットコンサート≫
2004.10.9(土) 新宿文化センター
914,625+1,500,000円(WAFCAT支援)
指揮: 郡司博 /モーツァルト:レクイエム他
日本民際交流センターに送金 ⇒タイ製100台を小学校を通して寄贈

≪第2回ベネフィットコンサート≫
2003.11.2(日) 東京芸術劇場
1,933,365+1,530,000円(WAFCAT支援)
指揮:松下功/ヴェルディ:レクイエム
日本民際交流センターに送金 ⇒タイ製100台を小学校を通して寄贈

≪第1回ベネフィットコンサート≫
2002.4.24(水)新宿文化センター
2,487,465+1,000,000円(WAFCAT支援)
指揮:H.J.ロッチュ/バッハ:カンタータ他
日本民際交流センターに送金 ⇒生産、輸送体制の整備

WAFCAT:(株)デンソーが支援する、タイ車椅子交流センター